Sika Primer-206 G+P
多種被着材用溶剤系 有色プライマー
容量:250ml
荷姿:缶
多種多様な被着材の接着性を促進
施工しやすい
品番:Q5W-SKC-021-013
代表的な製品データ (その他の情報は安全データシートを参照)
主成分 | 溶剤系ポリウレタン溶液 |
色 (CQP001-1) | ブラック |
固形分 | 36 % |
施工温度範囲 | 5 ℃ ~ 40 ℃ |
施工方法 | ハケ、フェルトまたはフォームアプリケーター |
使用量 | 50 ml/m2(被着材の多孔性による) |
フラッシュオフタイム | 15 ℃以上:10 分 A |
保存期間 | 9ヵ月 B |
CQP = Corporate Quality Procedure A) 特定のアプリケーションでは、温度とフラッシュオフタイムが異なる場合があります。
B) 25 ℃以下の乾燥した場所で密閉容器に保管
製品概要
Sika Primer-206 G+Pは、溶剤系の黒色プライマーです。湿気と反応して薄膜を形成します。この薄膜は、被着材と接着剤の間に結合して作用します。
Sika Primer-206 G+Pは、シーカの1成分形ポリウレタン系製品を塗布する前の下地処理剤として特別に配合されています。
適用範囲
Sika Primer-206 G+Pは、フロートガラス、セラミックコートガラス、プレコーティング、塗装面、ならびに一部のプラスチックおよび金属などの被着材に対する接着性を改善するために使用されます。
応力亀裂を起こしやすい材料にSika Primer-206 G+Pを使用する場合は、材料メーカーにご確認の上、使用前に実際の被着材で試験を実施してください。
本製品は施工経験のある専門業者での使用を前提としています。
使用する被着材に対する接着性と使用条件の適合性の事前確認は必ず実施して下さい。
塗布方法
表面は清潔で、乾燥し、グリス、オイル、ホコリ、そして汚染物質を完全に取り除いてください。
被着材に対する接着性は、研磨や清掃などの前処理の追加、または組み合わせによって改善される場合があります。
Sika Aktivator-100で被着材の接着面をワイプオン、ワイプオフで前処理し、乾燥させます。
塗布
Sika Primer-206 G+Pを混合ボールの音が鳴るまでよく振ってください。さらに1分間良く振って、ハケ、フェルトまたはフォームアプリケーターで薄く均一に塗布してください。施工と被着材の最適温度は15℃~25℃です。
Sika Primer-206 G+Pは、1回だけ塗布してください。全体に薄くムラなく適切に塗布されていることを確認してください。
使用量および施工方法は被着材の特性に依存します。使用後はすぐに容器の蓋をしっかりと閉めてください
重要項目
Sika Primer-206 G+Pを5℃以下で使用する場合は、もっとも厳しい条件下での事前確認試験を必ず実施してください。
Sika Primer-206 G+Pは湿気と反応します。製品の品質を保つために、使用後は直ちにプラスチック製の内蓋で容器を再密閉してください。表面処理作業完了後はその都度キャップをしっかり閉めてください。
頻繁に製品を使用する場合は開封後1ヵ月、頻繁に使用していない場合は2ヵ月を超えたものは廃棄してください。30mlの缶は、1回で使い切ってください。ゲル化、分離、および著しく粘度が上昇しているプライマーはすぐに廃棄してください。
本品は他の物質と希釈または混合しないでください。
フロートガラス、プラスチックなどの透明または半透明の被着材に使用する場合、適切なUV保護が必要です。